• +052-212-7970
  • info@omoshiroinc.com

【IoTソリューション】Seeed社のReButtonの紹介

【IoTソリューション】Seeed社のReButtonの紹介

ようやく名古屋も寒くなってきて、半袖の上に一枚羽織るようになりました。もうすぐ冬の到来ですね。
個人的に11月までは夏という認識です!

さて、外は寒いですがモノづくり熱はいつでもHOTです。
今回は、話題(?)のSeeedさんの「ReButton」をお借りできたので、簡単なレビューを書いてみたいと思います。

当エントリーは「Seeed UG Advent Calendar 2018(https://qiita.com/advent-calendar/2018/seeed)」に参加中の12/4分のエントリーです!

IMG_20181202_120841
Ogaki Mini Maker Faireで展示中のSeeed社のReButton。

IMG_20181202_120854
国内では参考出品扱い。近日発売予定で、
価格は”入手しやすい価格”になるようです。期待大。

 

ReButtonとは

IMG_20181202_121004

Seeed社の「ReButton」とは、簡単に言ってしまえば「超シンプルなIoTボタン」です。
装備されているのは二つ。

  • ボタン
  • LED

これだけです。

もちろん内部にはボタンからの入力を処理するボードなどが組み込まれていいますが、実際に操作・確認できる装備はこの二点のみ。
このシンプルさがReButtonの最大のアピールポイントではないでしょうか。

ReButtonはWi-fiを経由してインターネットに接続することができ、そこからさまざまなWeb上のサービスの利用が可能です。
ReButtonそのものの機能はシンプルですが、インターネットに接続されたときの可能性は無限大です。

複雑すぎる最近のデジタル機器

最近はさまざまなデバイスが世にあふれていますが、あれもこれもと便利さを追求するうちに反対に機能が複雑化しすぎてしまい、むしろ使いにくくなってしまっている感じが否めません。
本末転倒もいいところですね。

私も職業柄様々な提案を行いますが、多くの要望に如何に”シンプルに回答するか”に腐心しています。

そんな現状に、これでもかというシンプルさで応えるのがReButtonなわけです。

ReButtonは完成されたプロダクト

またReButtonはSeeedさんにしては珍しく、モノづくりをするエンジニアサイドの方向けのむき出しのロジックボード/評価ボードではなく、そのままおうちのリビングにおいても違和感のない完成された製品として提供されています。(もちろん処理部分の作りこみはある程度必要ですが)

いわゆるプロトタイピングで、機能は実現できたけれども見た目が今一つイケていない・・・ということが、この製品に限っては起こりません。どんな場所に設置しても自然に溶け込むデザインが、すでに用意されているんです。

小さなことですが、これは画期的です。

ではReButtonに拡張性はないのか?

完成されたプロダクト・・・

と申し上げましたが、実はこのReButton、開発のための情報がすべて公開されており、やる気になれば(物理的な制限を除いて)無限のカスタマイズ性も兼ね備えています。

表面には一つのボタンと一つのLEDとシンプルですが、裏面のふたを開けるとその拡張性が垣間見えます。

IMG_20181202_120944

すでにSeeed社ではおなじみになったGroveのコネクタが一つ用意されており(I2Cに対応)、また内部へのアクセスを可能にするパターン(UART/SWD)もあらかじめ用意されているので、標準の機能で満足いかなくなったら、本体に回復不可能なダメージを与えることなくカスタマイズすることが可能なのです。

標準では1クリック2クリック、3クリックに二種類の長押しという5つの機能が一つのボタンで実装されていますが、4クリック、5クリックやクリックタイミングの組み合わせによる複雑な動作も組み込むことが可能です(操作する側にストレスかかりますが)

ReButtonの電源は単4電池二本のみ

IMG_20181202_120932

ReButtonはシンプルかつクールなIoTボタンですが、運用においてストレスがかかっては意味がありません。

ReButtonは完全にスタンドアロンでどうさし、煩わしい接続コードや電源を用意する必要はありません。
ReButtonは、単4電池2本のみで長期間動作します。

Seeedさんのお話ですと、約1000回のボタンクリックは動作するのではないかとのこと。
1日3回のクリックであれば、約1年間は利用が可能ということです。
IoT機器において電源問題は常について回る厄介な課題ですが、そこもクリアされています。
安心して置きっぱなしにできます。

どんな利用シーンが?

では、そんなReButton、どんな利用シーンが想定されるでしょうか?
いくつかの事例を考えてみました。

 

ただいまボタン

sample01

複数のお子さんがいるご家庭でママが仕事などで普段外出しているようなケースでは、お子さんが無事に帰宅できているかどうかって気になるところだと思います。
かといって毎日帰宅の報告をお子さんにさせるのも難しく、そもそもスマホを持っていなければママにLINEでメッセージを送ることもできません。

そんなときにReButtonを使用してみましょう。

お姉ちゃんは1クリック、お兄ちゃんは2クリック、末っ子の女の子は3クリック、うちに帰ってきたらそれぞれReButtonをクリックします。
するとクリックされた回数に応じて、ママにLINEで通知されます。
たとえばお兄ちゃんが2クリックしたなら、「お兄ちゃんが帰宅しました!」のように。

これなら小さなお子さんでも簡単に操作できます。
(ふざけて押しまくり!というような状況には対応しきれませんが!)

 

介護ボタン+環境センサー

sample02

高齢者がご家族にいるご家庭でも活躍できそうです。

電話が欲しい時は1クリック

具合が悪い時などの緊急時は2クリック

就寝前には3クリック

といったクリック操作で毎日の生活状態を家族に通知したり、また拡張コネクタに接続されたGroveセンサーから温度や湿度の情報を取得してその都度通知すれば、環境をモニタリングすることも可能です。

 

子育てログ

sample03

子育てをするママにも活用してもらえそうです!

小さなお子さんの健やかな成長を願うパパやママにとって、日々の排せつや授乳の記録はとても大切です。
ノートなどに記録していってもいいのですが、ただでさえ忙しいのに加えて必ずしも手元に筆記用具があるわけでもなく、またスマートフォンを操作しようにも赤ちゃんを抱っこしながら家事をしていると手がふさがってしまっていることも少なくありません。

そんなときある程度の大きさがあるReButtonなら、両手がふさがっていても肘でボタンをクリックしたり、(お行儀は悪いですが)足で操作するなんてことも可能です。

クリック数に応じて、おむつ交換や授乳などいろいろな動作を判別して記録が可能なので、クリックだけで育児記録ができるようになります。

 

上記は、私のこれまでの「こんなときあったらよかったな」という経験から着想しましたが、複雑な操作ができない状況でこそこのReButtonは活用されることと思います。
いろいろなアイデアを形にしてみてください。

次回は、実際にクラウドサービスに接続して利用する方法を紹介します。

最後に

ReButtonを利用した様々な業務改善ソリューションのご相談、承っております!
お問い合わせはこちらまで!

omoshiroadmin