【社長のふざけた本気】改善は、エンタメだ。
担当ライター: 面白井仕事(代表取締役)
参照元: 日本の従業員エンゲージメント率はわずか7%(ギャラップ・ジャパン、2025年10月)
つまらない職場が、会社を潰す。
これ、比喩じゃないです。
ギャラップ・ジャパンと英国経営者協会の共同調査(2025年10月)によると、仕事にやりがいを感じている日本の従業員はわずか7%。
93%が、何かをあきらめている。
その損失額は、年間約5,240億ドル。
「楽しくないから生産性が出ない」ではなく、「つまらない職場が年間5,240億ドルを溶かしている」という事実です。
コピーを書いていたとき、クライアントに言われ続けた言葉があります。
「もっとまじめにやってください。」
でも消費者が動いたのは、いつもふざけたコピーの方だった。
あるキャンペーンで、真面目な訴求コピーとふざけたコピーをABテストしたことがある。クリック率の差は、3倍だった。どちらが本気だったかは、言うまでもない。
一行に、人は動く。一行に、人は動かない。その差は「真剣さ」じゃなく「面白さ」だった。
職場の改善も、まったく同じだと思っています。
「まじめにやれ」と言われた改善ほど、誰もやらない。
「なんか楽しそう」と思われた改善ほど、気づいたら定着している。
仕事が楽しければ、生産性はあがる。
これは気分の話ではなく、データの話です。
名古屋の中小企業の現場で、こんな場面を何度も見てきました。
改善提案の資料は完璧なのに、誰も読んでいない。
一方で、「〇〇大作戦」と名前をつけただけで現場が動いた事例がある。
名古屋で起業して10年近く、突き詰めると一点しかない。
「やっている人が、楽しそうかどうか。」
ミーティングで笑い声が出ているか。失敗を報告するとき、空気が重くないか。提案した人が、翌週もちゃんと来ているか。
そういうことです。
「本気でふざける」ということ
「ふざける」は手を抜くことじゃない。
「本気でふざける」は、むしろ本気の中でも一番難しいことだと思っています。
真剣に場を設計して、真剣に笑わせる。
真剣に問題と向き合いながら、真剣に楽しませる。
これ、エンタメです。
コピーライターがターゲットを研究して、刺さる一行を探すのと同じ作業。
現場の人が「やりたい」と感じる改善を設計するのは、コンテンツを設計するのとまったく変わらない技術だと思っています。
だから私は「改善文化をつくる」ではなく「改善をエンタメにする」と言い続けます。
今日からやれること
1. 改善に「コピー」をつける — 「〇〇の見直し」ではなく「〇〇大作戦」。一行変えるだけで、人の気持ちが変わる。
2. 小さな改善を、でかく打つ — 週次MTGで「今週の推しアクション」として1分で紹介するだけでいい。発表の場があると人は動く。
3. 失敗談を、ネタにする — 「うまくいかなかった話」を笑って共有できる場が、次の挑戦を生む。責めない・笑える・次に活かす。この3点セット。
7%という数字を見て、「うちは大丈夫」と思った経営者は多いはず。
でもその7%の中にいる人は、何が違うのか。
職場が面白い。それだけだと思います。
面白い職場は、偶然できない。設計するものだ。
コピーを書くように、一行一行、丁寧に。
本気でふざけましょう。それが、一番強い改善です。
今回紹介した内容でお困りのことやお手伝いできることがあればいつでもオモシロインクにご相談ください。
ライタープロフィール
!仕事
面白井 仕事(代表取締役 / CEO)
大手代理店でコピーを書き続けた10年後、「一番刺さるコンテンツは改善された職場だ」と悟り名古屋で起業。プレゼンのBGMを自分で選ぶタイプ。
📅 担当: 月1〜2本「社長のふざけた本気」コラム
